

1st CD 音ノ辞書 | Dictionary of Sounds
「あなたの探す旋律(コトバ)、きっとこの辞書で見つかります。」
- ソプラノサクソフォンが唄う四季の変遷 -

Soprano Saxophone : Sumika Tsujimoto
Composer : Kashiwa Marumochi
Design : Warm Thanks Design
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片時雨 - Sun Shower
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八重桜 - Double Cherry Blossoms
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あの日の小径 - A Walk to Remember
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その声の先に - A Voice from Above
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夏の終わり - The End of Summer
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秋晴れ - Fine Autumn Day
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霜と月 - Frost and Moon
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冬紅葉 - Maple Leaves in the Winter
春夏秋冬ー花鳥風月、日本の四季の移ろいを感じる8曲を収録。儚く心に残る旋律で人々を魅了する作曲家かしわ丸餅氏の楽曲を、暖かくも切ないソプラノサクソフォンの音色で歌い上げる。 + 作曲者による楽曲解説
The album features a total of 8 songs, filled with music that is an expression of true Japanese sensitivity. Fleeting yet unforgettable harmonies are sung through the warm, bittersweet timbre of the soprano saxophone, etching themselves into the heart's memory.
1,800円(+税)
品番 TRAD-1031

SOLD OUT
音ノ辞書全曲集 | Oto-no-jisho Music Score
Soprano Sax & Piano
1st CD 音ノ辞書 | Dictionary of Sounds

作曲者による楽曲解説 Programme notes
かしわ丸餅 - Kasiwa-marumochi
01. 片時雨 – Sun Shower
その名の通り雨と晴れとの対比をイメージしており、冷たくしとしとと降ったり、雨をもの思いにふけりながらぼんやりと眺めたり、陽が差して暖かくまどろんだりといった情景を表現しております。また、一番最後のピアノのファのオクターブは水たまりに雫が落ち波紋が広がる様子をイメージしております。
02. 八重桜 – Double Cherry Blossoms
縁側から眺める桜の木をイメージして作りました。長きに渡り同じ場所で四季の移ろいを共にし、古き良き時代を感じる一樹とそれを彩る人々や景色といったところです。コードの変化で見守ってきたものの歴史を表現しました。
最後のピアノの駆け上がりは桜が散る様子、鳥が飛び立つ様子をイメージしております。
03. あの日の小径 – A Walk to Remember
あじさいの花をイメージした曲で、花そのものから転じてあじさいが両サイドに咲く小道とそこでの思い出をテーマにしました。雨の日にあった切ないできごと、時々見える晴れ間が軸になっていて、代わる代わる顔を出すイメージです。
サビ直前の一拍ごとのコードチェンジは思い出が場面ごとに蘇る様子、サビはこれでもかと言わんばかりの分かりやすいメロディで、こみ上げてくる感情があふれる様子を表現しております。
04. その声の先に– A Voice from Above
以前京都の竹林に訪れた際1小節目の和音が頭の中で鳴り、それを膨らませてできた曲です。
竹林に迷い込んで途方に暮れていたとき、何者かが自分を呼ぶ声が聞こえ、好奇心をくすぐられつつ彷徨うイメージです。時々7拍子が顔を出すことによって目印を頼りにしたつもりが同じところに出てきてしまった、石段の段数が上りと下りで違う、などといった勘違いか、はたまたまやかしかといった不思議感を演出しております。
05. 夏の終わり- The End of Summer
メインのメロディは当初何気なく浮かんだもので、全体のイメージは後から付けた曲です。その名の通り夏の終わりの海辺に佇み、少しの肌寒さを感じながら淡い思い出を振り返る様子を思い浮かべました。イントロとサビで同じメロディが出てきますが、形や背景を変えることで心情の変化を演出しています。
2分ほどの短い曲ですが、なかなかドラマチックにできたかと思います。エンディングのピアノのフレーズはお気に入りです。
06. 秋晴れ- Fine Autumn Day
どちらかというと秋の空よりも紅葉の広がる景色のイメージが強く、秋特有の肌寒さ、暖かさと侘び寂びを表現しました。拙作の中ではかなり初期のもので、年々手直しを重ねた思い入れの強い曲でもあります。前半は切なげですが、曲が進むにつれ徐々に暖かみを増しほんわかした雰囲気になっていきます。
木々の色めきやゆったりとした移ろいを感じていただければ幸いです。
07. 霜と月 (委嘱作品) – Frost and Moon
題名からまず想像したのが霜でいっぱいの木々が月明かりに照らされている景色でした。雪は降っておらず、冷たく時々表情を変えながら月が見下ろしているといった感じです。中間部は月を見上げながら徐々に自分の中の何かと共鳴し高まっていくイメージです。後半のサビは混じり気のあまりないイ短調に変えて、月の光をはっきりと映してみました。
メインの部分は4拍子ではイメージと合わないと感じ、思い切って3拍子にしてみたのですが、思いの外違和感がなく気に入っております。
08. 冬紅葉- Maple Leaves in the Winter
この度のアルバムリリースのきっかけとなった曲です。 冬をテーマにということで特に深く考えず作ったのですが、投稿の直後からとても多くの方に好評いただき一気に拙作の中で代表曲と呼べるものになりました。実は全体のイメージは後付けで、メロディを元にタイトルを考えてから膨らませたものです。
雪がしんしんと降る中雪原を歩き、辺りを見渡すと残る紅葉の葉を時折吹く風が揺らす光景が浮かびました。




